競馬の競走馬の誘拐事件、名馬シャーガー

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競走馬の誘拐事件

競馬の事件の中で、最も大きな事件の一つがシャーガーの誘拐事件である。
シャーガーは1981年のエプソムダービーを10馬身差で快勝、アイルランドダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスとG1を3勝し種牡馬入りした名馬である。
そしてこのシャーガーには破格のシンジゲートが組まれ、その金額は1000万ポンド、当時のレートで37億円というものであった。
種牡馬としてアイルランドのバルメニースタッドで過ごしていたシャーガーだが、種牡馬としての二期目にその事件は起こった。
牧場長が武装した数名の犯人に銃を突きつけられ、シャーガーと牧場長を車で誘拐、そして牧場長を70キロ移動した地点で降ろしてシャーガーを連れ去ったという。
そして翌日、所有するアガ・ローン4世に200万ポンド、当時のレートで7億3千万という身代金の要求が入った。
しかし、その要求は断られ、手がかりは犯人からの電話のみという状態から数日間は進展のないままとなった。
その後、一切の要求がこなくなり、事件は迷宮入りの様相となってしまう。
結果的に、保険会社で1000万ポンドの70%にあたり700万ポンドがシンジゲートに支払われる事となり、事件は謎を残したまま沈静化する事となる。

誘拐事件発生から1年後、思わぬところから事件は進展を見せる。
ある男の自白からシャーガーは誘拐された後、輸送中、そして隠した場所でも暴れた為に射殺されたというのだ。
シャーガーは営利目的の為に命を落とす事になった。
優れた競走馬はその一滴の血が価値を持つとも言われ、シャーガーもまた優れた名馬であった。
競馬は可能性の世界であり、シャーガーが優秀な子孫を残せたかどうかはわからない。
だが、その血が受け継がれなかった事はとても残念な事には変わりない。

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