競馬事件、判定を巡る世紀の大誤審

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競馬の誤審「その1」

現在の競馬では写真判定によって着順が厳正に審査されている。
これは様々な技術の進化によるところも大きく、それこそ1970年代では審判が肉眼で判断するというものであった。 要は野球の審判の裁定の様なものであり、やはりその時は来た。
1972年の重賞クモハタ記念は出走頭数19頭、タケデンバードが前に出て、ハクホオショウとアラカワタンユウが猛追しゴールは混戦模様でのゴールとなった。
しかし、そのレースを見ていた多くの人はハクホオショウが差し切った事がわかっていた。
これは騎手も同様で、現在の競馬でもそうである様に、ゴールの時にどちらが先だったかはある程度わかるものである。
誰もがハクホオショウが勝ったと思った矢先、電光掲示板には8番の数字、これはタケデンバードの馬番である。 これに納得がいかないのは客であり、ハクオウショウの関係者である。
説明として、3人の審判員が全員一致でタケデンバードが勝ったと判断した。その差はクビ差と掲示板には出してあるが、アマタ差だった可能性もある。写真はあくまで参考にするものであり、審判員の肉眼の決定が最終的な決定となり、判定は覆らない。という説明となった。
その後、関係者が写真と要求した際には写真は写っていないという返答だった経緯もあり、証拠写真が無い以上は判定は覆らないという事となってしまった。
その後、ハクホオショウの関係者と日本中央競馬会が交渉の場がもたれ、写真判定による着順決定を義務づけるようルール改正が行われた。
こういった事例では多くの推測がもたれるが、タケデンバードが勝つ事で何らかの利益を受ける人間がいたのではないか、その八百長、不正としての疑念は拭いきれないものである。

競馬の誤審「その2」

タケデンバードとハクホオショウの事もあり、着順の決定方法に正当性を築く事が出来たと言える。
しかしそれでも誤審というものは起こってしまった。
それは1986年、そのレースでは6番のグレートパスカル、7番のムーンダツァー、8番のロングヘンリーの3頭が接戦でゴールを並んで入った。
着順は7番ムーンダツァー、6番グレートパスカル、8番ロングヘンリーの順で発表されたが、それが実は7番のムーンダツァー、8番ロングヘンリー、6番グレートパスカルの順が正しい裁定だった。
そして間違いがあった事が発表されたのはその3時間半後だった事が事を大きくしてしまう。
レース確定後の発表の後、誤審であることが判明致した為、枠連4-5で確定した払い戻しは変更当然変更する事は出来ない。しかしそれでは当たっていた馬券を買っていた人は納得出来るはずもないわけだ。そして的中となる5-5の馬券に関しては相当額を支払うというアナウンスが行われた。
当然、外れた馬券だと思って馬券を捨てた人が多くおり、的中した人は怒り狂ってゴミ箱を漁り、的中していなくても的中馬券があると知れば漁る人が現れる事で、前代未聞の大事件となってしまった。
公正に発表した事、それは正しい事ではあるが対応の早さも考える必要のある事例である。

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