競走馬の薬物の種類

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競走馬の薬物

競走馬は薬物問題で取り沙汰される事も多くある。
だが薬物問題と言っても禁止薬物と規制薬物とがあり、その効果は全く別物である。
薬物と言うとそれだけで悪というイメージがあるものだが、必ずしもそうではないという事も知っておくべきだろう。

禁止薬物

禁止薬物というのは一般的に競走能力を一時的にでも高める効果を上げるものや、もしくはその逆で減らすものと言われている。
「競走能力を減らす必要があるのか?」と思うかもしれないが、それこそ減らす事で目一杯走らせても勝てない馬を作る事が出来、それは八百長に最適な馬となるわけだ。
だからこそ競走能力の上がる薬や減る薬は厳しく規制され、もし使用した場合は失格を含め、厳しい処分を強いられている。
もちろんそれは万全な体制で完璧に行われているわけではない。
検査対象となるのは着順が1~3着の馬や、圧倒的な1番人気を背負っていたにも関わらず全く走らなかった馬等となっている。
ただ、これだけの検査をするだけで年間でも相当数の検査を行う事になるので十分にやっていると言える状況ではある。
全てをチェックしているわけではないのだが、勝っても負けても検査の可能性があるというのは抑制力として、それなりの期待は出来るだろう。

規制薬物

禁止薬物とは別に、規制薬物というものも存在する。
これは競走能力を左右するものではないというのが大きな特徴だ。
だからこの規制薬物は後日検査で見つかっても失格等の対象にはならない。
しかし、問題点も十分に含んでいるとも言えるのが現状だ。
規制薬物には痛み止めの効果のある薬物というものも含まれているからだ。
痛み止めを打ったからどうという事はないかもしれないわけだが、痛み止めを打ってまで無理に出走させる事、これは事故につながる要素でもある。
競馬関係者はもちろん常に万全の状態で出走させているわけではないが、その結果として気づかない怪我が生まれる可能性は多く含んでいる。
本来、薬物検査というものは不正を防ぐ為、そして不正があった場合にはその不正を明らかにする為に設置されたものだろう。
だからこそ、規制薬物という部分には問題点としての定義もまだ残していると言えるわけだ。
ただ、この痛み止め等の規制薬物も馬の為に必要な時は必ずあるだろう。
その使い方を間違わずに公正な競馬、そして怪我や事故のない競馬になる様に努めてほしい、ただそう願うばかりだ。

薬物の効果

薬物には当然効果の現れる期間というものがある。
例えばアルコール等は時間が経てば効果が無くなるというのは人間でも同様だからわかるだろう。
治療をする際には痛み止めを使うし、治療に効果のある薬物の使用もある。
問題は、出走する時にその効果がないという事だ。
レースに影響を及ぼさない事、それが大前提だという事を忘れてはならない。
そして、故意でなく偶発的に薬物を摂取してしまう可能性だってある。
全てが悪いわけではなく、公正なレースの為という点もまた知っておくべきポイントである。

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