競馬の事件、八百長によって改善されたクリーンな競馬

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八百長がもたらしたもの

競馬の八百長事件等は良く取り沙汰され、その話からイメージを悪くしている部分もあるだろう。
しかし、現代の競馬では、過去の不正行為、事件、トラブルから多くを学び進化しているとも言える。
競馬は世界で普及している競技でありギャンブルではあるがその形態は必ずしも一致はしない。
それは各国々で起こったトラブルに対して対応策を練り、その仕組みを構築してきたからであろう。
例えば外国人騎手として初めてJRA所属騎手となったクリストフ・ルメール騎手が調整ルームで携帯電話を使用して問題となったが、調整ルームでの携帯電話等の外部との接触禁止となっているのは日本の競馬のシステムでもあり、世界共通という事ではない。
また、厩舎関係者の予想行為の禁止という事も、一つの事件をきっかけに決められたものである。
過去にはゴールの着順判定も人間の肉眼で行い、その判定は審判に委ねられており写真はあくまでも参考資料というものであったが、一つの事件をきっかけに写真ありきでの判定という方式に切り替わった。
全ての人が納得出来る様にする為であり、多くの事は改善されてきている。

八百長の抑制効果

競走馬の薬物使用についても厳しく管理されており、勝った馬だけでなく人気を背負った馬にも検査をするシステムが取り入れられているが、それは負ける八百長を抑制する効果を持っている。
八百長というと勝たせるというイメージがあるが、実際には勝たせる事よりも負けさせる方が簡単である。
だからこそ人気を背負って負ける、人気薄でも勝つという行為を抑制する為に馬券に絡んだ上位3頭と人気を背負った馬、それに指定された馬と検査対象になっている。
多くの事を管理する事で、現在の日本の競馬は不正をし辛いものとなっているのは間違いないだろう。
ただ、騎手に関してだけは本人次第という部分があり、だからこそ騎手の八百長という部分だけは今もなお疑われ続けているという背景となっている。

騎手の八百長

かつては騎手による八百長は存在し逮捕されるものも出た事がある。
しかし、現代で不正をやろうと思うのであればそれこそ多くの騎手が不正を行わなければならなくなる。
また、映像技術の進化、パトロールビデオの存在等、疑わしきがあればすぐに調査も入るであろうし、リスクは過去に比べれば何倍も高いものとなる。
JRAは常にクリーンなイメージを作り上げ続けてきたわけで、その行為を無駄にする様な行為は絶対に許さないだろうし、それを身をもってわかっている騎手がそう簡単に不正に走るという事はないだろう。
それこそ、馬主の方針によって2頭出しでのペースメーカーや単騎逃げ等、作戦の範囲での凡走はあり得るが、それは世界的に行われている事であり、戦略であって八百長ではないと言える。
そういう駆け引きなのであって、そこまで予想する事も競馬なのである。
負けて八百長だというのではなく、駆け引きがあると踏んで予想をする方が競馬は楽しい。
そう思えた時に、道は開け、より深い競馬ファンになるのかも知れない。

まだまだあった過去の競馬事件

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